海外子会社で不正出金=元社員が4000万円―ソニー生命

 ソニー生命保険は22日、シンガポールの子会社で元社員が約4000万円を不正に出金していたと発表した。小切手を使い、会社の金を銀行から引き出していたという。元社員はすでに退職している。  同社によると、不正出金があったのはシンガポールで保険代理店業を展開する「ソニー・ライフ・ファイナンシャル・アドバイザーズ」。元社員は2019年8月から今年4月にかけて、業務上必要でないにもかかわらず、会社の小切手を使って銀行から計約4000万円を不正に引き出していた。社内調査で8月上旬に発覚した。 

[時事通信社]