鹿児島支店社員が情報漏えい=最大905契約分-日新火災

 日新火災海上保険は22日、鹿児島サービス支店(鹿児島市)の男性社員が、満期を迎えた火災保険最大905契約分の契約者に関する個人情報を第三者に漏らしていたと発表した。コールセンターに「社員が個人情報漏えいを行っている」との通報があり、発覚した。同社は調査結果に基づき、この社員を厳正処分する。  日新火災によると、流出した個人情報は、火災保険の契約者氏名、住所、電話番号、建物の所在地など。対象顧客は特定済みで、今後情報漏えいについて謝罪する文書を郵送する。現時点で被害の報告はないという。  男性社員は50代で2016年9月に入社。パソコンで閲覧可能な契約者情報を印刷し、第三者に渡していた。社内調査に対し、情報流出に伴う金銭の授受はなかったと説明しているという。 

[時事通信社]